バランスのとれた食生活とは
バランスのとれた食生活を送りましょう、バランスよく食べましょう、という言葉はきっと誰しも一度は耳にしたことがあると思います。
バランスのとれたとは、具体的にどんな食事のことを言うのでしょうか。
食べ物に含まれているタンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミンなどの栄養素は、それぞれ個々に作用するのでなく、互いに影響しあいながらそれぞれの役目を果たしています。
従って、各栄養素を常に過不足なく摂取することがとても大切なのです。
小学校の家庭科で習われた6つの基礎食品群は覚えていますか?
毎回の食事で、この中から一品ずつ食べるようにすると自然にバランスのとれた食事になります。
一群(良質のタンパク質)
魚、肉、卵、大豆、大豆製品など
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二群(カルシウム)
牛乳、乳製品、海藻、小魚など
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三群(カロチン)
緑黄色野菜(かぼちゃ、ほうれん草、にんじんなど)
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四群(ビタミンC)
淡色野菜・果物(大根・玉ねぎなど)
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五群(糖質)
穀類、芋類、砂糖など
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六群(脂肪)
油脂類、脂肪の多い食品など
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主食、主菜、副菜を基本に1日30品目をだいたいの目標として、活動量に応じて腹八分目くらい食べるといいでしょう。
当院の栄養指導では、患者様の現在の食生活で栄養素の過不足がないか、量は適量かをチェックし、問題点があれば、ご一緒に改善点を見つけていきます。お気軽にご相談ください。