不育症とは

不育症とは、妊娠はするけれども2回以上の流産・死産(化学流産は含めず)、結果として子供を持てないことです。また1人目は正常に出産しても、2人目以降が続けて流産や死産を繰り返すことを続発性不育症といいます。
ただ初期流産の多くは胎児(受精卵)の偶発的な染色体異常によるものと考えられ、仕方のない流産といえます。しかし、なんども繰り返す場合は何らかの「リスク因子」を持っている可能性があります。

リスク因子別頻度

不育症の検査

1.子宮形態検査

子宮の形に異常がないかどうか調べます。方法としては膣の中から子宮を診察する超音波検査、造影剤を使用してレントゲン撮影をする子宮卵管造影検査、内視鏡検査などがあり、必要に応じてMRI検査を行う場合があります。

2.血液検査

子宮形態異常以外の検査は血液検査で調べます。
●甲状腺機能の異常や糖尿病などの内分泌系疾患の有無を調べる検査
●胎盤内の血管に血栓ができ血流が低下することで胎児に栄養や酸素が行き渡らなくなり、流産の原因となる抗リン脂質抗体検査
●さらに必要に応じて自己抗体検査や、血液凝固因子の異常であるプロテインS欠乏症・プロテインC欠乏症・第XII因子欠乏症など
●その他随時、染色体検査など