立秋(りっしゅう)

■時期:8月7日~8月22日

立秋(りっしゅう)は、二十四節気の第13番目にあたり、暦の上で秋の始まりを示す日です。

立秋は「秋の気配が立ち始める日」とされ、夏の暑さがピークを迎え、少しずつ秋へと移り変わる時期を指しますが、まだまだ暑い日が続くので、暑さ対策も必要です。

夏バテを予防する食品

1.うなぎ

うなぎはビタミンB群やDHA、EPAが豊富で、夏バテ解消に効果的です。土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、このためです。

2.梅干し

梅干しにはクエン酸が含まれており、疲労回復や食欲増進に役立ちます。ご飯のお供にしたり、冷たいお茶に入れて飲むのも良いでしょう。

3.豆腐

豆腐は消化が良く、たんぱく質が豊富です。冷ややっこや味噌汁に加えて、バランスの良い食事にしましょう。

4.きゅうり

きゅうりは水分を多く含んでおり、脱水症状を防ぎます。サラダや漬物にして手軽に摂取できます。
また、カリウムも豊富に含んでおり、むくみ予防にも効果的です。

5.トマト

トマトはビタミンCやリコピンが豊富で、抗酸化作用があり、肌の健康維持にも役立ちます。冷製トマトスープやサラダにして楽しみましょう。

6.オクラ

オクラは食物繊維が豊富で、腸の働きを助けます。さっぱりとした和え物やサラダにぴったりです。

うなぎに代わる栄養豊富な食材

うなぎの価格は年々高騰していて、気軽に食べるのが難しくなっています。
そこで、うなぎの代わりとなる栄養価の高い食材をご紹介したいと思います。

1.豚肉

ビタミンB1が豊富で、疲労回復に効果的。特に、豚ヒレ肉やもも肉がおすすめです。

2.鮭

DHA・EPAが含まれ、うなぎと同様に栄養価が高い魚です。

3.イワシの蒲焼き

うなぎの蒲焼きの代用として人気があります。イワシには、ビタミンB群やカルシウムが豊富に含まれています。

栄養の相乗効果を生む食材の組み合わせ

相乗効果を生む食材の組み合わせを活用すると、栄養の吸収率が高まり、より健康的な食事になります。

豚肉 × ニラ

豚肉のビタミンB1はニラに含まれるアリシンと組み合わせることで、疲労回復効果が高まります。

鮭の塩焼き × シジミの味噌汁

これらの組み合わせは栄養価の面でも非常に優れており、夏バテ予防や健康維持に役立ちます。

トマト × アボカド

トマトのリコピンは脂質と一緒に摂ることで吸収率がアップ。アボカドの良質な脂肪がリコピンの吸収を助けます。