■時期:2025年12月22日~2026年1月4日
冬至は、一年のうちで最も昼の時間が短く、夜が長い日です。
一見すると「暗さのピーク」のようにも感じられますが、実はここから少しずつ太陽の力が戻り始める“再生”のスタート地点でもあります。
東洋の暦では、この日を「一陽来復(いちようらいふく)」と呼び、「陰が極まり、陽に転ずる」という意味で、運気や流れが好転していく兆しを表す言葉です。
冬至は「希望の光が差し始める日」として、心と身体を整えるきっかけにしていただければと思います。
冬至に食べる「柚子」と「かぼちゃ」について
柚子の効能
●香りによるリラックス効果で、副交感神経を優位にし、ストレス緩和につながる
●果皮の抗酸化作用により、活性酸素を抑え、細胞の老化予防にも
柚子の活用法
柚子湯・柚子ジャム・柚子茶・柚子味噌・柚子塩風味の鶏団子鍋など
かぼちゃの栄養
●βカロテン・ビタミンE・鉄分が豊富
●免疫力アップや、冷え予防、貧血対策にも
かぼちゃの調理例
冬至とビタミンD・睡眠リズムの関係
ビタミンDの重要性
冬は紫外線量が減り、皮膚でのビタミン合成が難しくなるため、食材やサプリメントなどで補うと良いでしょう。
食材
鮭・サバ・卵黄・きのこ類(特に干ししいたけ)など
サプリメント
必要に応じて医師と相談のうえ、ご検討ください
睡眠リズムの整え方
冬は体内時計が乱れやすく、睡眠の質にも影響が出やすい季節です。
また、冬は日照時間が短かいため、メラトニンの分泌にも影響が出やすくなります。
●朝はカーテンを開けて自然光を浴びる(曇りの日でも窓辺でOK)
●夜はブルーライトを控え、温かい飲み物でリラックス
●就寝前の柚子茶やルイボスティーで副交感神経を整える
寒さが深まる季節ですが、今日から少しずつ光が戻ってきます。
冬至という節目が、心と身体を整えるきっかけになりますように・・・

