霜降(そうこう)

■時期:10月23日(金)~11月7日(土)

二十四節気のひとつ「霜降(そうこう)」は、 朝晩の冷え込みがぐっと強まり、山々の紅葉が鮮やかに色づき始める頃です。

広島県でも、10月下旬から11月にかけて紅葉が見頃を迎え、 街の景色が一気に秋色へと移り変わっていきます。

空気が澄み、朝の光が柔らかく感じられるこの季節は、 自然の美しさをゆっくり味わうのにぴったりの時期です。

広島県の代表的な紅葉スポット

佛通寺(三原市)

広島県屈指の紅葉名所で、「西の嵐山」とも呼ばれるほどの美しさを誇ります。
参道のモミジが鮮やかに色づき、境内全体が赤や黄色に染まる景色は圧巻です。

通常期は拝観無料ですが、 紅葉シーズン(秋の特別拝観期間)のみ、拝観料(大人500円)と駐車料金(500円)が必要になります。
※料金は変更される場合がありますので、最新情報をご確認ください。

また、人気スポットのため、土日は混雑しやすく、駐車場が満車になることもあります。 ゆっくり楽しみたい方は、平日の訪問がおすすめです。

縮景園(広島市中区)

市内中心部でアクセス良好。池に映る紅葉が美しいです。
11月中が見頃です。

呉市周辺の紅葉スポット

広島市内とはまた違う魅力を持つ、呉市の紅葉。

海と山が近い呉ならではの景色が楽しめます。

野呂山(のろさん)

呉市を代表する紅葉スポット。
標高839mの山全体が色づくため、スケールの大きな紅葉が楽しめます。
山頂からの瀬戸内海の眺望は格別で、秋晴れの日は特におすすめ。
見頃:10月下旬〜11月下旬

二河峡(にこうきょう)

呉市中心部から近い渓谷で、川沿いの遊歩道が人気。
水音と紅葉のコントラストが美しく、散策にぴったりです。
アクセスが良く、気軽に立ち寄れるのも魅力。
見頃:11月中旬頃

霜降の頃の過ごし方

体を温める生活を意識する

霜降を過ぎると、日中と朝晩の寒暖差が大きくなり、体が冷えやすくなります。
冷えは血流の滞りにつながりやすいため、妊活中の方は特に「温める習慣」を意識してみましょう。

●38〜40℃のお湯にゆっくり浸かる

●足首・お腹・腰を冷やさない

●温かい飲み物を選ぶ

●就寝前の軽いストレッチで体をゆるめる

体の深部が温まることで、リラックスしやすくなり、睡眠の質も整いやすくなります。

秋の夜長は“心の休息”の時間に

霜降の時期は「灯火親しむ」と呼ばれ、読書に適した季節です。
静かな時間をつくることで、心がゆるみ、ストレスケアにもつながります。

たまにはスマホを置いて、お気に入りの本を開いたり、温かい飲み物を片手にゆっくり過ごす時間をつくってみるのも良いですよ♪

旬の食材で“体の土台づくり”を

霜降は、秋の実りが最も深まる時期。
旬の食材は栄養価が高く、同じ食材でも旬以外の時期と比べてビタミンやミネラルが1.5〜3倍になることもあります。
自然の力を効率よく取り入れられるため、体づくりにも役立ちます。

柿

ビタミンCやβカロテンが豊富で、免疫ケアにぴったり。
抗酸化作用もあり、季節の果物としておすすめです。

酢の物や白和えにしても美味しいです。

秋鮭

タンパク質、DHA・EPAが豊富で、血流改善にも役立つ食材。
ホイル焼きや鍋など、体を温める料理に使いやすいのも魅力です。

粕汁も身体が温まって、おススメです。

里芋などの根菜類

体を温める“温性”の食材。
冷えやすい時期の代謝サポートも期待できる、おすすめの食材です。

煮っころがしや豚汁が定番ですが、茹でた里芋をつぶしてサラダやコロッケにしても美味しいです。

きのこ類

食物繊維が豊富で腸内環境を整えやすく、免疫ケアにも役立ちます。

旬の食材を取り入れることは、季節の変化に合わせて体を整える“自然な養生”のひとつです。

鍋や汁物に大活躍のきのこですが、オープンオムレツもおススメです。

霜降は、自然が冬へ向かう準備を始める時期。 私たちの体も同じように、温める習慣や旬の食材を取り入れることで、季節の変化に寄り添うことができます。

一年間、二十四節気のブログを読んでくださりありがとうございました。 季節の移ろいが、みなさまの心と体を整えるヒントになりますように。

そして次回からは、東洋医学の基本となる「五行説」をテーマに、季節と体のつながりをご紹介していく予定です。年明け頃のスタートを予定していますので、楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。