体外受精で授かった息子は、もうすぐ4才になります。
現在、発達障害、知的障害があり、療育園に通っています。
出産した時に、自分が思い描いていた子育てとは違う世界が待っていました。
ふり返ると、羊水検査をするかどうか決めていない時に、笠岡先生に「もっとしっかり考えてから決めて」とチクリと言われた意味が、今なら分かります。
障害についてじっくりと考える機会を与えてくれた先生に、心から感謝しています。
あの時、「羊水検査をしない。障害を受け止める。」と覚悟した私は、この現実を少しでもまともに受け止めることができ、認めることができています。
先のことは分かりませんが、やっぱり我が子は愛しいばかりです。
もっと早く治療を決断して産んであげれば少しでも長く一緒に生きれたのになと思うばかりです。

笠岡先生、スタッフの皆様、その節は大変お世話になりました。
貴院卒業後も、大きなトラブルなく産休を迎え、予定日より早い出産となりましたが元気な男の子を出産することができました。
仕事と治療の両立に悩むこともありましたが、いつも温かいお言葉をかけて頂き、治療を続けることができました。
ありがとうございました。
現在2歳4ヵ月になり、イヤイヤ言いながらすくすく育ってくれています。
本当にありがとうございました。

先生の暖かさ優しさに包まれての検診が毎回の治療を乗り越えられた力だと思っています。
親身になって下さる姿に、妊娠し病院を移動する時は寂しさもありました。
出産し我が子を胸に抱いた時、先生をはじめ看護師さん受付の皆さんの笑顔が浮かび、この子をずっと大切にしていきたいと強く感じました。感謝でしかないです!!

辛い治療の中で、いつもフレンドリーで優しい先生、看護師さん、スタッフの方々のおかげで、病院に行くと安心できました。
せっかく宿った命、大切に育っていってくれたら嬉しいです。
また会いに行きます。
